
最近は上場企業を中心にコンプライアンスの確立の一環として内部統制の議論が盛んです。内部統制の全体像を理解するには、COSOが発表したキュービックモデルが知られています。
COSOというのは、the Committee of Sponsoring Organization of the Treadway Commission のことです。
このモデルを中小企業の経営改善を考えるために応用したのがここに示したキュービックモデルです。
ゴール
経営改善の目指すゴールは、損益と資金と税金の3つが重要です。
損益は会社にとって最も重要な指標です。損益といってもその内容はいろいろですが詳しくは別のページ(GFSとは?)か私の書籍をご覧ください。
損益も重要ですが、資金も重要です。中小企業では、損益よりも資金がどうなっているのかが大きな問題となります。資金に余裕があってこそ、損益が問題という会社も多いのです。
最後のゴールとなる指標は、税金です。適正な経理をしてできるだけ節税できるかは常に考えなければならない課題です。税金は、損益を基準に課されますが資金の支出を伴うだけに損益と資金の両方のゴールの中間に位置しており、総合的な検討が必要です。
損益、資金、税金の3つのゴールを合わせて考えることが経営改善を進めるためのキーとなります。
フェーズ
企業は継続しています。当期の決算がどうなるかだけでは充分ではありません。少なくとも来期、3年後をどうするかの中期計画がイメージできなければなりません。
当期の決算という場合でも、決算が終了してその結果が後から解ってはもちろん意味がありません。毎月の決算段階で当期の決算がどういう形になるか、あるいはするのかがイメージできなければなりません。そこで会計の流れは、月次決算、年度計画、中期計画が継続的一体的に構成されていることが必要です。経営改善はこのフェーズを一体的に進めていきます。
ツール
最適なゴールを一体的にフェーズごとに達成する手段がツールです。経営の効率化に何よりも有効な方法は、ITを適切に駆使することです。業務のどこをIT化すれば安く効率化できるかを考えます。会計が中心ですが、販売や購買、在庫管理その他いろいろな面を業務フローから分析しヒアリングして最適ソフトを決定します。これが“IT支援”です。ITをうまく使えば、経営は見違えるほど変わるのです。
自計化はそれ自身ツールではありませんが、顧客である中小企業自らがソフトを使い自身の経営状況を知ることです。外部の税理士などに頼んでいるだけでは経営は良くなりません。会計事務所は、自計化した経営に方向性を与えこれをより高いところを目指すために指導する役割を担います。会社の状況を知るには、月次決算、年度計画、中期計画のそれぞれを分析する道具が必要です。
GFSは、私の開発した決算書分析ツールです。企業の姿を決算書の金額を入力することで視覚的に概観できます。どういう企業であるか、どういう形に変えていくのがいいかをこのツールから考えます。詳しくは別のページ(GFSとは?)をご覧ください。
プロスとは、潟vロスのことで、この会社が開発した月次決算、年度計画、中期計画をビジュアル的に分析する一般企業向けの「社長の四季」と医業向けの「院長の四季」を使って分析を進めます。
経営者の自己診断のための「マネジメントパワー」も経営者の能力開発に最適です。
MAPとは、凱AP経営のことで、この会社が開発した「経営シミュレーションU」は単年度計画、中期計画、予実管理などシミュレーション機能の優れた分析ツールです。
当事務所は、以上のようなツールを駆使して最適な経営改善を進めております。





